頭部へのアプローチによる脳の統合で改善した例
- tptassociation
- 3月3日
- 読了時間: 2分
更新日:3月7日

以前にレイジーエイトの記事を書きました。まだお読みでない方はこちらからまずお読みください【レイジーエイトがなぜ原始反射統合に有効か】
現在、発達障害の未成年男性のケアをしています。原始反射の統合のため、レイジーエイトを行っていますが、なかなかレイジーエイト自体がうまくできません。
まず目が指をずっと追うことができない。そして8の字がキレイに描けず、円の大きさに偏りができる、などの状態が改善されません。
毎日、家でセルフでやっているとだんだん上手になっていくのですが、さぼってしまうとあっという間に元に戻ってしまいます。
ある時、ふと思いついて、最初にレイジーエイトを行ってから、頭部へのアプローチでの脳統合と潜在意識のトラウマ解放を長めに行ってから、再度レイジーエイトをやってもらいました。
すると本人も自覚できるほど、腕の動きが滑らかになり最初とは比べものにならないくらい、上手に8の字が描けていました。目の動きは時々ずれてしまいますが、それでもすぐに修正できていました。
※施術後の原始反射の検査でももちろん反応は消失しています。
今までは何度練習したり注意してみてもなかなか上手にできなかったので、これはとても驚きでした。かなり神経が活性化され運動器にもしっかり効果が出ることがわかりました。セルフケアでもこれを取り入れてやってもらうようにしました。 本人のやる気も含め、少々行き詰まり感があったのですが、ここからの進展に期待したいと思います。
頭部のアプローチの効果を再確認できた事例でした。定着してきたら感情解放アプローチに進む予定です。
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