(前回の記事はこちら) ネガティブ感情を手放していき、ストレスがなくなってきたあなたが得る恩恵は、心の不快感がなくなるだけではありません。
体の状態もよくなっていきます。
『ストレスは万病の元』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ストレスが加わると、脳が即座に反応し「ストレス反応」という自動的に起こる反応があり、様々なホルモンが関与します。
体を守るための反応ではあるのですが、あまりにも強い反応であったり、繰り返しかつ長期にストレスが加わると、体を守るための反応が鈍ってきて、元に戻す力が弱くなってしまいます。
その結果、様々な病気(心も体も)が引き起こされてしまうのです。
ですから、「ネガティブ感情を手放すこと=ストレスと感じなくなること」ですので、大幅なストレス減になります。
気分転換や、意識を逸らすことよりもはるかに根本的な解決になります。
今まで感じていた痛みやしびれ、またその他の症状も徐々に解消していくことでしょう。中には瞬時に症状が消えてしまう場合もあります。
脳はストレスさえ感じなければ(つまりポジティブよりの状態であれば)、素晴らしい力を発揮してくれます。
自律神経の働きも正常化し、自然治癒力が元に戻ります。むしろ以前より強くなるかもしれません。それだけ体にも良い事なのです。
つまりネガティブ感情を手放すことは、病気の治療にも、予防にもなり得るということです。
いまだに多くの人は、どこかが痛いとその箇所に原因があると思っています。確かにそこ箇所に病変が生じていることが多いのですが、それを生じる過程においてストレスが必ずといっていいほど関係しています。
食べ物が原因だとか生活習慣が原因だとか、外側の要因で語られますが、実は内面ではストレスが関与しているのです。
ですから、健康のためにはまずストレスを無くす(ネガティブ感情を手放す)ことが大変重要です。
いくら体にいいものを摂取したり、運動したりしても、繰り返し心に不快感を感じていたら、元も子もないことを知っておいた方がいいでしょう。
日常の生活で生じるネガティブな感情を手放し続けていると、徐々に根本的な思考と感情が浮上してくることがあります。
それこそが本当に手放さなければいけない感情であると考えています。
人の行動は、過去の経験、知識、記憶、固定観念などに基づいて行われています。過去に生じたトラウマ(程度の大小はあります)が、潜在意識下で影響を及ぼし、今の思考や身体状況に反映されているのです。
ですので、あなたの問題となっていた出来事は実は過去の出来事にリンクしている可能性があります。特に長年患っている人や繰り返し出現する症状を持っている人は、その可能性がとても高いといえます。
本当の意味での問題解決は、過去の感情の解放と言えるでしょう。
過去の感情を解放するとどうなるかは、こちらから。 (https://tptassociation.wixsite.com/tptassociation/post/negativerelease4)
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